今朝のあるニュース番組の特集。
著名な元女性アナウンサーの特集だった。
途中から拝聴したが、
『自分を知る』ということの大切さについて語られていて
とても興味深かった。
話はその女性の子供時代、戦後混乱の中でのこと。
エリート軍人だった父親は公職追放でその職を追われ
本当はなりたかった画家の職にも就けず
新たに就いた民間会社での仕事は上手く行かない。
その失望とフラストレーションからか
その父による家庭内暴力で
家の中も混乱そのものだったそう。
当時そういった家は珍しくなく
親族間の殺人事件も非常に多かったんだとか。
※ちなみに今もその傾向は同様らしいから驚いた。。。
その修羅場をくぐられた女性曰く
『みんな自分の家族のこともよく知らない。』のだと言う。
更に言えば、
『人は自分のことすら知らない』のだとおっしゃる。
自分がどうしている時が嬉しいのかさえもよく知らないのだと。
(だからフラストレーションばかりが溜まっていく。)
だから、
まず『自分をちゃんと知らなければならない』。
また、人との関係についても、血縁があるかどうかよりも
『本当に心が通い合っていることが何よりも大切なのだ』とか。
ここまでハッキリ言い切れるのは凄い。
と、思ったのだが
かつて私自身も八方の人間関係で挫折し
日々の仕事ばかりで、自分のことに蓋をし
自立できていなかった当時のことも改めて思い出した。
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